さよならモンテレイ

本日、無事に引っ越しが終わりました。

心配していた半べそもかくこともなく(前日夜中の2時まで荷作りやってたけどw)
荷作りも無事に終了し、今日荷物を全部搬出しました。
後は明日オーナーさんのチェックを受けて、
明後日はシティへ出発です。

実は、引っ越しの前々日には仲良しの友達家族がやってきて、BBQして、
夜中の2時まで飲んでしゃべって、別れを惜しんでさよならしました。
そんなわけで二日酔いで頭痛ガンガンで始まった荷作り(笑)

でもまぁまぁいいかんじで終わり、
「結構荷作りしたな、引っ越し屋さんきてもやることないくらいかも…ふふふふ」
とかひそかに思っていたのに、実際当日を迎えてみると、
残しておいた食器のパッキングに四苦八苦し(引っ越し屋さんが)
思った以上の量の荷物に辟易し(引っ越し屋さんが)
「Tambien esto?(これも持ってくの?」って聞かれてSiと答えると
おじさんたちがげっそりした顔をするようになりw、やっと終わりました。

引っ越し屋さんによると、帰国するときは今回の荷物の3分の2に減らさないと
いけないらしい…できるかな(笑)

めいは、引っ越し当日の今日、終日友達が預かってくれました。
朝の10時からお邪魔して、お昼を食べさせてもらい、プールで遊ばせてもらい、
午後も遊んで、本当に楽しい1日を過ごしたようです。

実は最近、荷作り荷作りで、基本的におうちではほっておかれためい。
1人でテレビを見たりおもちゃで遊んだり、
もうそういうことができる年齢になってたから助かったけど、
反面ずっと一人で遊ばせてたから可哀想だった。
友達と会うとすんごく楽しそうにしてたから、
今日は最後に大好きな友達とめいっぱい遊べてよかった。
家にいても、おもちゃもテレビもなくて、
大人もかまってやれないから、つまんないもんね。

しかもめいをあずかってくれた友達、我々のためにお弁当まで作ってくれたのです!
その美味しかったこと…
ほんと、ヘトヘトに疲れて、外へ出る気力もないときの、
このお弁当がどんなに助かることか…。
から揚げもたまごやきも肉じゃがもめっちゃ美味しかったです!
そして何より、おにぎりがすんごく美味しかったです!
本当にありがとう。
あなたの作るごはんは、美味しいうえに、なんだかあったかいです。
人柄だよ、人柄がごはんに表れているんだよ。
ありがとう、ほんとに。忘れません。
でもまた明日しつこく遊んでください(笑)


さて、引っ越しはもちろんのこと、そのあとの掃除が大変で大変で…
パティにも手伝いにきてもらい、3人でかなり気合を入れてやったので
家じゅうがピッカピカになりました。
そして、物を運び出して、家具を元々の配置に戻したんだけど(うちは家具付きアパートなので)
荷物を運び出した家に帰ってきてめいが一言



「ここ、おうちじゃないみたい、ホテルみたい」



そうだよねー、その通りだよね。
2年半、メキシコの4年半のなかでは一番長く住んだ家だけど、
私たちのものがない、ピッカピカのおうちは、まるで他人の顔です。
それでも、モンテレイで結局この家で過ごした期間が一番長かったんだなぁ。

最初のアパートは出会いに恵まれた。
そこに住んでたメキシコ人の2家族とは、これからも一生付き合っていく気持ちでいる。
っていうか、おとといBBQ来たのも、ここのアパートに住んでいる友達だしw。
家の前が公園っていうのも、車もなくスペイン語もしゃべれない、
1歳半の赤子連れには本当に助かったな。
暑い中、誰もいない公園であそんだなぁ。

一軒家は、本当にいろんなことがあったおうちだった。
オットオクンの事故、私の事故、40年ぶりの大型台風の来訪、
20年ぶりの大寒波、そして泥棒。そのころ日本では震災があって。

でも楽しいこともいっぱいあった。
友達が日本から遊びにきてくれて、オットオクンの両親も遊びにきてくれて、
おうちが広かったから友達もよく呼んでたし、
何より庭があったから、BBQやったり、ビニールプール出したり、
ガーデンニングに挑戦したり(そして失敗したりw)。
憧れの、芝生の庭のあるおうちだったから
引っ越ししなきゃならなくなったときは悔しかったけど、やむを得ず。

そして、今のアパート。
おうちの中は広くないけど、共同のプールがあって、
友達家族とBBQしたり、めいのピニャータをやったり、
うちの両親が遊びにきてくれたり、楽しかったな。
ガードマンがいて、なにかと安心なアパート。
どちらかというと、可もなく不可のない、そんなところです(笑)

でもこことも今日でお別れ。

めいは

「こんなのおうちじゃない!」と悲しそう。

「でもね、めい、違うんだよ。
どんなところでも、家族が一緒なら、そこがおうちなんだ。
だからだいじょうぶだよ。」



とは言ったものの、私も本当はものすごく淋しい。


モンテレイ、4年半いろんなことがあった。
楽しいこともうれしいことも、つらいことも悲しいこともあった。
でも私、人には恵まれた。
メキシコ人も日本人も。
一緒に笑ったり、悲しいときは肩を貸してもらって、
大変なときは助けてもらった。

母国語でない国で、
頼れる家族がいないところで生活するとき、
一番心配なのは

「何かあったときどうしよう」

ってこと。
うちは特に、オットオクンが週日のほとんどモンテレイにいなくて
メキシコにきてまで、プチ単身赴任みたいになってた。
そういうとき、一番不安なのが「何かあったとき」
それは、めいにもだし、私にも。

めいの急病のときはね、もう自分で救急とか連れていけるし、
大丈夫、なんとかできる自信はある。そんなに不安はない。
でも、もし私になにかあったら?めいはどうするの?

だって、月から金まで母子のみ、ってしょっちゅうある。
アパートのドアの鍵だって、自分1人で開けられるか怪しいめい。
それで、
「万が一、私がお風呂場で滑って転んで死んだら、
めいはオットオクンが帰ってくるまでに飢え死にしちゃうんじゃ?」
とか、「死ななくても、助けを呼びにどうやって行くんだ?」とか…

うちはアパートの3階で、各階2世帯のみというつくり。
だけど、お隣は今は人が住んでいないし、平日はあんまり他の人もみかけない。、
そこで誰か呼びにいくなら、まず階段を3階分降りて(エレベーターは一人じゃ乗れないので)
ロビーまで行って、そこから更に3階分駐車場を降りて、
アパートの敷地の門まで行ってやっとガードマンのところにたどりつく、
けど、そんなこと一人でできるかしら?

とか、心配し始めたらきりがなくなった。
とりあえず、色々考えて、もしものときのオットオクンの電話番号を
冷蔵庫にはりつけて
「ママが動けなくなったりしゃべらなくなったりしたら、ここに電話するんだよ」って言っておいたけど、
そんなときにめいがちゃんとそのことを思い出せるかどうかも怪しいし、
ちゃんと思い出して、電話できたとしても、
オットオクンンもすぐには帰ってこれないようなところにいることも多い。
そんなとき、頼りになるのは、近くの友達。
流産のとき、それを思い知った。

だから、

何かあったら電話しな。

そういってくれて、本当に電話できる友達。
そんな友達と、モンテレイで出会えたこと、
本当に運がよかったと思う。

なにも起こらなくてもね、「大丈夫、何かあったらあの人がいる」って思えるのが
すごく大事なんだと思う。
それが日本ならおじいちゃんおばあちゃんなんだろうけど、
ここに住んでいたら、それは友達。

だから、友達のピンチは絶対に手助けしたいし、
自分に何かあったら、助けをもとめられる。
そうやって、なんとかこの4年半やってきた、んだと思う。
人って一人では生きられないなぁ、と何度も思った。
みんな本当にどうもありがとう。
お世話になりました。

その友達と別れて、また新たな土地でやり直す、心細くてしょうがないけど、
モンテレイで出会えたのと同じくらい大切な出会いが、
シティでもありますように。

でも淋しくなったらモンテレイに電話するね、同じ国内だから(笑)



スペイン語もね、この4年半でスペイン語圏ならなんとか生活できるくらい、
友達と普通にべちゃくちゃくだらないことをしゃべって、
バカ笑いしたり、怒ったり、相談したり、できるようになった。

よく、「どうやってしゃべれるようになったの?」って聞かれるけど、
あのね、正直ちゃんと喋れてないんです。
ちゃんと喋れてないのに、それでも自分の意見をがつがつ言えるくらい、
図々しくなったというか(笑)

間違ってもいい、それでもメキシコ人は受け入れてくれるし、
よくわかんなくてもスペイン語でしゃべれるようにしたら、
周りもちっとも英語をしゃべってくれなくなり
私も生きるために喋れるようになりました(笑)
でも、あのまま英語ばっかりしゃべってたら、
スペイン語できるようにならなくなったと思う。
だから、もう今はへったくそな英語になってしまったけど、
とりあえず、よかったなぁと思ってます。

だって、モンテレイのあとメキシコシティに行くなんて思ってもみなかったからね。
当たり前だけど、シティでもスペイン語だから役にはたつはずだ。
モンテレイは北部なのでオットオクンなんかはシティのメキシコ人に
「お前のスペイン語は北部訛りだな!」なんて言われたりするらしいけど、
私のスペイン語は外国人が片言の東北弁しゃべってるようなものでしょうか(笑)

さあて、あと36時間後くらいにはモンテレイを出発します。
1日目8時間、2日目4時間、猫2匹連れてののロングドライブです。
モンティもなっちゃんも、慣れるまでしばらくかかるだろうけど、
一緒に行こうね、家族だもんね。

今は二人とも夢の中にいる、オットオクンとめい。
また一緒にがんばろうね。
君たち二人がいれば、そこがわたしのおうちだよ。

めいがいなかったら、こんなに友達できなかっただろうな。
こんなに色々がんばれなかっただろうな。
メキシコに来たときは赤ちゃんに毛が生えた程度だったのに、
すっかりお姉さんになったね。
いっちょまえになったね。
めいとしゃべったり、笑ったりする時間が楽しくて、
今ではもう「面倒をみてあげる存在」ではなくて、
「一緒に人生を楽しむ存在」になった。
また新しい環境でいろいろ大変だと思うけど、まぁなんとかなるよ。
いやだったらいつでもおうちに帰ってくればいいよ。
ママはおうちで待ってるよ。


オットオクンはメキシコにきてからずいぶんしっかりしたなぁ。
日本にいるときはなんか「そこらへんの若者」ってかんじだったのにw、
今じゃすっかり猛烈サラリーマン(笑)
働くのもいいけど、健康だけは大切にしてね。
なんせ「会社では馬車馬のように働かされ、家ではこき使われ」てるんだから(笑)
なにより、なにより、体が資本です。

今日の引っ越しは久しぶりの共同作業だったなぁ。
これからも、今日のように、一緒にいろんなことを片づけていきましょう。
くだらない冗談をいいながら、鼻歌を歌いながら、楽しんで
いろんなことをやっつけていきましょう。
これからも、よろしく。


最後に日本から見守っていてくれている家族と友人へ。
4年半もたって、そろそろ帰国かと思いきや、
そうは問屋が卸しませんでした。
あと2,3年、がんばってまいります。
メキシコに遊びにくるなら、あと2,3年がチャンスですよ。
いつでも来てね、シティはきっとおもしろい街だよ(住んだことないのに言ってみるw)




それでは。
モンテレイ、ありがとう。
さようなら。

また会う日まで…Hasta la vista...



あ、このブログはしつこくシティでも続きます。
私たちのぐうたらライフにしばしお付き合いくださいませ…


**************************************

先週亡くなったオットオクンのおばあちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。
日本に帰れなくてすみません。
めいと会わせてあげられなかったこと、ごめんなさい。
我々もがんばりますので、上から見ていてください。

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by punkpink | 2013-07-30 14:45 | メキシコ生活(モンテレイ編)


2009年2月よりメキシコ・モンテレイで4年半を過ごし、そろそろ帰国かと思いきや2013年8月よりメキシコシティに引っ越しとなりました。いつまで続くかぐうたら子育て生活inメキシコをのんべんだらりとお届けします。


by punkpink

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